ここではあなたが豊かな人生を送るために欠かせない、時間設計についてお伝えします。このページを読み進めていただくことで、あなたが本当にやりたいことに時間を使うことができ、幸福度の高い日々を送ることができるようになります。
Contents
時間設計とは
時間設計の説明をする前に、まずは時間について触れましょう。そもそも「時間」とは誰にでも平等にあるものです。お金持ちもそうじゃない人も1日は24時間であり、これは変わりません。この平等に割り当てられた時間をあなたが何にどのくらい使うのか、それはあなたの自由です。睡眠に8時間、仕事に8時間、運動に1時間、、、などそれぞれの時間の使い道を無意識のうちに配分しています。その時間配分を自分の理想の状態に設計(デザイン)することが時間設計といえます。
時間設計の重要性
では、なぜ豊かな人生を送るためにこの「時間設計」が必要なのでしょうか?それは、何にどのくらい時間を使うかということがあなたの人生そのものであり、人生の幸福度を決めているからです。例えば、何気なく付けたテレビ番組を見ていたら2時間も使ってしまい罪悪感を感じるという経験が誰しもあるかと思います。一方で、前から楽しみにしていた映画を2時間見たあとは満足感が大きいのではないでしょうか。同じように2時間テレビの前に座っていたはずなのに、満足感が違っています。このように、あなたにとって幸せな時間を意識的に増やすことで日々の幸福度を高めることができるのです。次の章では幸せな人生のための時間設計のやり方を見ていきましょう。
時間設計の手順
STEP 1. 目標設定
まずはあなたの時間設計のゴール(目標)を決めましょう。何事も目的地を決めて初めて道のりが見えてくるものです。
【ミッション①】
下記の問いに回答してみましょう。
問1「あなたがどんな時間を過ごしているときに幸せを感じますか?」
問2「それぞれの幸せを感じる行動を週に何時間使うことができれば満足でしょうか?」
STEP 2. 現状把握
今のあなたの時間の使い方を調べてみましょう。
【ミッション②】あなたの時間の使い方を調べて、何にどのくらい使っているかを分析しましょう。
問1「あなたの一日の行動を振り返って書き出してみましょう。」
あなたが起きてから寝るまでの一日の行動を紙やスマホのメモなどに書き出してみてください。可能なら15分刻みで7:00~ベッドの中、7:15~着替え、顔を洗う、7:30~朝食、8:00~通勤、、、のように記録しましょう。平日と休日のように明らかに行動パターンが違う場合は別々に記録することがおすすめです。
問2「あなたの一日の行動を色分けしましょう。」
問1で記録した行動を次の3つに分類しましょう。
消費:食事、睡眠、入浴など日々の生活を送るために必要な時間
投資:勉強や読書、運動、スキルアップなど将来の自分のための時間
無計画な浪費:テレビや漫画、スマホでゲームやSNSをしているなど目的なく費やしている時間
有意義な浪費:趣味や家族とのふれあいなど、人生を楽しむために費やす時間
問3「それぞれの時間を合計し集計しましょう」
STEP 3. 目標とのギャップの明確化
STEP 1で考えた「あなたの理想とする時間の使い方」と、STEP 2で調べた「現在の状況」を比較して、ギャップを明らかにしましょう。
【ミッション③】
消費、投資、浪費それぞれの項目ごとに目標と現状の差を明確にして、理想の時間の使い方に比べてどれに多く使っていてどれが足りていないかを分析してみましょう。ここでの分析をしっかりやることでどういう改善プランを立てればよいか考えやすくなります。
STEP 4. 改善プランの検討
ギャップが明確になったら、改善プランで差を埋めにいきましょう。プランを考える上で基本的な考え方は「やめる・減らす」「並列する」「人に任せる」です。
【ミッション④】
- それぞれの項目に対してムダな時間や優先順位の低い行動を「やめられないか」「減らせないか」という視点で改善プランを出してみましょう。
- やめられない行動のなかで、お金を払ってでも「人や機械に任せられる行動はないか」という視点で改善プランを考えてみましょう。
- どうしても残った行動はやめられない行動のなかで、「並列できる(他の行動と同時にできる)行動がないか」という視点で改善プランを出してみましょう。
STEP 5. 改善プランの効果確認
STEP 4で書き出した改善プランによってどの程度、改善されたのかを比較しましょう。
【ミッション⑤】
それぞれの改善プランの時間効果を合算して目標と比較してみましょう。
プランを実行することでさらに目標に近づいたのではないでしょうか。まだ目標との間に差がある場合は、STEP 4と5を繰り返し、差を小さくしていきましょう。きっと目標を達成する日が来るはずです。
STEP 6. 改善プランの習慣化
ここまでで設計してきた内容が「絵に描いた餅」になってしまわないように、習慣化し自分の生活習慣の中にしっかり定着させましょう。
【ミッション⑥】
改善プランを14日間続けましょう。紙やスマホの画面など自分が見える場所に設置して何度も見ることで潜在意識に定着して習慣化しやすくなります。ぜひ幸せな人生に向けた行動習慣を自らの手でつかみ取ってください。
最後に
いかがだったでしょうか。時間の使い方はまさにあなたの生き方そのものです。日々の時間を本当にやりたいことに使うことで一日の満足度が向上し、あなたにとって豊かな人生を送ることができるでしょう。この時間設計を通して、不明な点やお困りのことがありましたらホームページのお問い合わせフォームよりご連絡ください。